3 ソーシャルメディアの台頭

 ソーシャルメディアとは何か?誰もが参加できる広範囲的な情報発信技術を用いて、社会的相互性を通じて広がっていくように統計されたメディアのことである。(wikipedia引用)

 なぜツイッターが日本で普及しているのか。ツイッターとはアメリカで開始された。140字以内での文章を投稿し全く知らない人とも共有することができるサービスである。ツイッターが普及された理由の一つに著名人が使用しているという点があげられる。例としてオバマ大統領が選挙にツイッターやSNS機能を使用した。また、2010年の元旦には鳩山元首相がツイッターを開始しメスメディアに公に公表し日本中に知られることになった。
 多くの著名人が愛用していたツイッターをマスメディアが揃って紹介したため影響されやすく集団行動を好む日本人の間では瞬く間に流行りだしたものだと思われる。また、日本語では2文字ですむような言葉も英語では5文字以上になってしまうものが多い、なので140字での文をつくりやすくその時の思ったことや感じたことを一言でツイートできることが魅力だと思う。2010年5月にはソフトバンクの孫社長がtwitter上でUSTREAMの日本語化を発表した。取材会見ではなくtwitterを使ったことにより正式発表の場にtwitterが加わったことになる。さらにツイッターでは情報をいち早く入手することができる。2010年11月ごろにあった尖閣諸島のYouTube動画はツイッターで拡散されニュースになった。関連動画で尖閣諸島の映像を発見しそれを見た人がツイッターにつぶやくことによってツイッターの機能であるリツイートにより拡散されニュースにまで発展したものだと思われる。このようにツイッターでは最新の情報をいち早く入手することができる。                                
 しかしリアルタイムでの情報が不特定多数の人にみられることにより、有名人を見たという情報やふと気になった人の写真などをあげてしまうとその人物のプライバシーを侵害してしまうことになってしまう。また、ツイッターにあげるネタのために危ない行動や犯罪まがいのようなものも出回っているためその対処を考えなくてはいけない。
 
  3つのソーシャルメディアの位置づけ

twitter     フォローする
       ・尊敬する人
       ・絡んで結果的に双方向もフォローされている人
       ・絡み、興味が沸けば双方向の可能性あり

fece book     友達  
          ・会ったことのある人
          ・尊敬する人
          ・顔写真で名前がわかる人

LINE     友達 
          ・会ったことがある人    
          昔ならmixiと同じような 

人が商品やサービスを買うときに誰から買おうとするか

・名前を知らない人より名前を知っている人から買う

・名前を知っている人より顔がわかる人から買う

・顔がわかる人より会ったことある人から買う

・使ったことある人からより使ったことがある物を買う

人は安心して買い物をしたいと考える。もしも同じ用途の商品が並んでいたとしても人は無意識にTVや広告などでみたことのある商品を選ぶものだと思う。また、同じ商品でも広告にでている著名人によっても買うか買わないか選んでしまうものだ。誰もが知っている芸能人が売り出しているというだけでなんの疑いもなく安心して買ってしまう。そうなるとたとえいい商品ができても広告をだすお金がない限り大企業には勝てない。しかし、一度使ってもらえば口コミからの情報で広告と同じくらいの効果が得られる可能性もある。結局は一度使用したことがある知人などの情報が買うか買わないかを一番決定づけるものになるのだとおもう。
実際私自身一度は有名人のでている広告に影響をうけ商品を買ってしまうだろうがそれは一度だけの場合が多く、結局友人からすすめられた商品を長く愛用している。大衆に向けた広告ではなく、知人からの個人に向けた宣伝のほうが信用できるというのが大切なのだろう。